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エネルギー・モビリティ・情報技術の融合に関する研究交流会を開催していきます。頻繁ではないでしょうが,大学,研究所,企業の研究者・技術者が自由闊達に議論し交流する機会として継続していきますので,参加を希望される場合は薄(susuki.yoshihiko.5c@kyoto-u.ac.jp)までご連絡ください。
第1回 †
- 日時:2024年7月26日(金曜日)15時-17時
- 場所:京都大学桂キャンパス A1棟3F大会議室
- 講師:太田豊 博士 (eVooster CO. Ltd., CEO)
- 題目:エネルギー×モビリティが創造するスマートな社会システム
- 概要:エネルギー分野での分散型再生可能エネルギーの台頭と、モビリティ分野での分散型蓄電池搭載電気自動車の台頭の、シナジーやシンセシスについてその可能性を早くから見出し、学術研究、産学連携、社会実装の種まきなど数々進めてきました。そのまとめおよび日本の社会情勢や制度制約などから来るもどかしさなど率直にお話しします。諸外国がオーバーテークしてきている動向も見えますので、それらの最新動向も交えて研究の意義をお伝えできればと思います。
- 講師:萬成遥子 博士 (電力中央研究所 主任研究員)
- 題目:配電系統の運用上のEVへの懸念と期待
- 概要:自動車の電動化が進み, 充電のための電力需要の増加が懸念されている一方で, 分散型エネルギーリソース(DER)としてのEVの活用に期待が寄せられています. とりわけ昨今の配電系統においては, 太陽光パネルの連系量増大に伴い電圧管理面で問題が発生しており, その問題解決への貢献が期待されています. 過去の検討をもとに, EVをDERとして活用する上で考慮しなければならない制約と, 配電系統の電圧管理への影響評価について紹介させていただきます.
- 参加者:薄良彦(京大),太田豊(eVooster),萬成遥子(電力中央研究所),芳澤信哉(阪大),星野光(兵庫県立大),持山志宇(京大),京大院生3名,阪大院生3名,企業関係者3名